先日、新築4年目の住まい手さんから、床の補修の件でご相談がありお伺いしてきました。

こちらでは30㎜厚の杉の床材をご使用頂いていますが、一部、節が抜けたのでどうしたらいいか?という内容でした。

長く使用していると、床面に対する振動や、材の収縮の繰り返しで、補修部分の節が取れたりパテが割れたりすることがごくまれにあります。

そのまま放置すると、引っかかったり、割れが進行したりするので、今回はその場ですぐに補修することに。

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補修箇所に少し多めにウッドパテを盛ります。パテはホームセンターなどで手に入る市販のものでOK。

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内部までパテがよく入るようにヘラで押し込み、最終的に表面が平たくなるよう余分なパテを鋤取ります。

あとは乾燥後にサンダー(#180程度)で表面の凸凹をキレイに仕上げて、塗料をタッチアップすれば完成です。

パテを埋めるまでなら、わずか2~3分、誰でも簡単にできますので、いざという時はトライしてみてください。

(神戸事務所 おおすえ)

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大阪・都島にある藤田美術館。国宝や国の重要文化財にも指定されている貴重な美術品を多数所蔵し、特に茶道具のコレクションが秀逸と言われています。

現在は一時休館中で、2020年のリニューアルオープンに向けて建て替え工事が進められているところです。

先日解体前の建物が特別公開されるということで見に行ってきました。

中の美術品はすでに引越を終えた後ということで、建物のみの見学でしたが、この建物というのも日本最初期のRC造であり、中には立派な木組みも見せてあるという見ごたえのあるものでした。

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尺を超える棟木の追っかけ大栓継ぎは迫力満点!

Img_6556収蔵庫の中は棚板に至るまですべて杉で、しかも無節材が使われていました(><)。ちなみにレトロ感がたまらないこの扉、取っ手部分だけ再利用予定なのだそうです。

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新しく生まれ変わる美術館の一部に木を検討されている部分があり、いろいろとご相談を受けています。

当然と言えば当然なのですが、先方の一番優先すべき事項は、「いかに美術品に影響がないものを使用するか」、ということ。

自然素材と言えども、木は様々な物質を放出します。人間相手ならサンプルを触ってもらった感覚で話ができますが、何百年を生きてきた美術品相手には、一つ一つデータを取って、更にまたこれから何百年という単位でどのような影響がでるのかを検証する作業は避けて通れません。

おすすめの材が期待通りの数値であればいいのですが、どうなることやら…。こればかりは見守るしかないのですが、結果が気になる今日この頃です。

(神戸・雲林院)

改築中の設計士さんの事務所兼ご自宅で、木童の相生杉の30ミリの厚板を使って頂きました。

古い町屋を改修しながらまだ今は途中段階ですが、これから壁や床をどんな材にしようかと色々思案されています。

今日もいくつかサンプルをお持ちしてきました。

あいにくの雨で、しかも現場近くで雷が鳴るほどの大雨に。

夏頃に出来上がると良いなぁと大工さん。

完成が楽しみです。

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神戸本社 :  小谷

先日からパネルで調質と保温効果を狙って使用する現場へ納品してきました。

今回は壁全面に使用するのですが、仕上げ材としては使わないとのことで、通常は、片面化粧

か両面化粧を販売しているのですが、今回初めて両面化粧無しの納品現場となりました。

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全面に張られた時の調湿効果を体験しに後日現場へ行って報告したいと思います。

東京支店  中野

以前保育園にて納入させていただいたあさだのパーケット。

桐油を再塗装するとの事で設計された設計事務所さんや園のスタッフさんと一緒にお手伝いさせていただきました。

最初の塗装から1年以上経っています。

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赤白がはっきりと出ていてパーケットにすることでリズムが出て味わいが生かされていますね。

無垢ですので、時期によって膨らんだり空いたり動きは出てきますが、ちいさなお子さんにとっては脚触りが良く優しい素材。

質感、味わいがオーナーさん、先生たち、保護者様も気にってくださり、大事にされているとお聞きしてホッとしております。

子供たちの成長ともにあさだのパーケットが味わい深く変化していくのが楽しみですね。

(東京支店 かさはら)

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先日、完成した現場に追加で格子の建具を取り付けました。

実は、外部からの目隠しの役目の格子戸であると同時に、少しわかりにくいですが、格子の裏側は網張りとなっていて網戸としての機能を兼ねています。

直接外部に面した大開口の建具のため、素材は雨や腐れに強いヒバ材。

同じく対候性のある「から松」の外壁との組み合わせも良い感じです。

これから時間をかけて少しずつ色着き、どのような経年変化して建物に馴染んでいくのかとても楽しみです。

(神戸事務所 おおすえ)

今年で25年目となる木童ですが、まだ初期の頃にお手伝いした住宅におじゃましてきました。

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今では杉の構造材と言えば”人工乾燥が当たり前”、”プレカットが当たり前”、ということで出させていただいていますが、当時はまだその技術が定着しておらず、こちらの住宅では徳島の葉枯らし乾燥の杉材を構造材に使ってもらっています。

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そして床には能登ヒバ(現:北前ヒバ)の当時は特注サイズだった厚み30mmのものを使用。

しかも2Fは踏み天井になっていました。

当時は内装材もから松かヒバのほぼ2択という状況とはいえ、なかなか見かけない仕様です。

「1㎝の長実にしてもらって、隙間ができても下が見えないようにしてもらったのよ」

笑顔で教えてくださいましたが、踏み天井で下が覗けたら確かに怖いです(汗)

まだ今ほど乾燥が確立していなかった当時の材なので、よく見ればガタガタしているし傷もたくさんついています。天然乾燥の柱や梁も当然割れが入っています。

でもそんなことは全然気になりませんでした。

木の家ならではの”美しい古び方”とでも言うのでしょうか。写真で見るより本物は何倍も良かったです。

とにかく居心地が良い!

木の家×時間 は最高の相性だなと思いました。

(神戸・雲林院)

少し前になりますが、3月・4月は保育園ラッシュで、たくさんの保育園に木童材をたくさん納めさせて頂きました。

それぞれ無事竣工を迎え、後日見学させてもらいました。

保育園のようにとても広い面積の床に、無垢の床材を敷き詰めた空間は、とても気持ちがいいものです。

中に入ると木の香りでいっぱいです。

子供たちが楽しそうに、裸足で走り回るんだろうな・・・と想像すると、

何だか嬉しい気持ちになりました。

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神戸本社:小谷

先日構造材を納品する現場がありました。

接続道路が狭く、トラックが入って行けない為、荷揚げ屋さん、ドライバーさん、監督さんとで材料を

トラックから現場までの約150mを手で担いで運びました。

今回は、通し柱に杉の5m材で5寸角(15cm幅)や、梁で5mの4寸(12cm)厚みで1尺1寸(33cm)

巾のもの等、長くて大きい材料が有ったので、皆で運びながら休憩を挟んでと、一日掛かりました。

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皆で長い道のりを運んで行くのですが、最後の難関が有ります。

細い路地を入っていくのですが、すぐ横には川が流れており、落ちない様に最新の注意が必要です。

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荷揚げ屋さんたちの若い体力と筋力でスムーズに運ぶ事が出来、

何とか全員で無事にトラック2台分の材料を運びきり帰路につきました。

非常に天候に恵まれたので良かったのですが、帰宅してお風呂に入ったら日焼けをしていて痛い思い

をしたのも、また良い思い出になりました。

東京 中野

最近都内にも徐々に増えつつ焼杉。

世田谷区の現在進行中の現場にも焼杉荒磨きを使っていただいています。

荒磨きは焼杉の炭化した部分をブラッシングし浮造りの木目が出ており施工しやすく、

上から塗装することも可能です。

最初はダークブラウンの色合いですが、時間が経つにつれ、炭化が落ち始め木の素地がみえてきます。

そして最終的にはグレーに経年変化します。

焼杉のダークブラウンの色合をなるべく保ちたいとの事で着色をすることに。

今回は超撥水を使用し、1回目にクリア:ブラック:ブラウン:クリア=2:1:1で混ぜたものを2回塗しています。

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引き渡しが5月中旬を予定しています。完成まで見届けていきたいと思います。

(東京支店 かさはら)