『モックアップ』とは直訳すると”模型”という意味で、デザインの検討段階において実物とほぼ同様に似せて作られた模型のことを言います。

建築においても細かなニュアンスの検討が必要な場合などには、実際に使用する部材を用いて事前にモックアップを製作する場合があります。

今回は美術館案件で、床やショーケースの一部に提案しているくり材と他の素材の見え方、塗装について検討されるということで、材料を用意しているところです。

Img_7226真ん中に置いたサンプルは、一番売れ筋のW90mm。

それが小さく見えるのも当然で、今回モックアップ用にはW150mmを、実際には300mmを使っていただく予定です。

Img_7238左半分が2回塗装、右半分は無塗装の状態。オーナー様は素地に近い感じが好みらしく、半分ずつで検討されることになっています。

先日の事務所での塗装経験を生かして、今回の塗装も自分で行いました。

塗装感ができるだけ出ないように、拭き取りはしっかり、時間は早めに、など工場に指示できるよう自分で経験するのはたいせつなことです。

自分で塗ったせいなのか、塗装されている方が断然良いと思ってしまうのですが(笑)、オーナー様の判断はどうなるのか、ドキドキしながら結果を待つことになりそうです。

(神戸事務所・雲林院)

今年もまた新たな一年が始まりました。

本年も宜しくお願い致します。

今年の長いお正月休み、年末の寒波も少し和らぎ、とてもお天気が良かったので急遽思い立って雪景色を観に出掛けて来ました。

すっきりと晴れ渡り、青空に雪景色がとても綺麗でした。

積雪の多い地方で特徴的な合掌造りの集落群「白川郷」では、その内部も見学できました。

合掌造りとは、木材を梁(はり)の上に手の平を合わせたように山形に組み合わせて建築された、勾配の急な茅葺きの屋根を特徴とする住居で、又首構造の切妻屋根とした茅葺家屋。

湿った重い雪の加重にも十分耐えられるよう、その屋根を支える太い梁は湾曲しているのが特徴で、とても立派です。

今ではあまり見ることができない囲炉裏や火棚もあり、良い雰囲気。

ただ、炉裏の前はとても暖かいのですが、作業場の屋根裏はかなり煙たくて息苦しかったです。

昔の人々の雪国での生活は、大変だったんだなぁと思います。

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そして帰り道に立ち寄った道の駅で、たまたま見つけた木材市。

たくさんの立派な厚い耳付きの板材が色々置かれていて、種類も豊富でした。

その中で、まるで高級ギターのトップ材のような縮杢のとても綺麗な栃の板材があり、凄く気に入って欲しくなってしまいました。

買うお金もなければ、使うところも置く場所も全く無いのですが、テーブルの天板にしたら素敵だろうな~とか、栃でギターを作ったらどんな音がするのだろうか?・・・などと妄想していました。

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( ↓ 妄想に耽る図。)

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さて、そんな具合に新年も、「木」にまつわる旅から始まりました。

今年も一年、頑張っていきたいと思っております。

神戸本社:小谷

皆様、あけましておめでとうございます。

昨年は初めての経験や色々なことを現場やお客様から体験、教えて頂くことのある年となりました。

本年度は、新たな商品の開発や、新しい出会いを楽しみに日々邁進していきたいと思います。

今年も皆様からの変わりないご愛顧の程、宜しくお願い致します。

木童は1/7(月)より仕事始めとなります。

個人的には、早速1月上棟の物件の打ち合わせで現場に向かいます。

忙しくも充実した1年になりそうで楽しみな年となりそうです。

東京 中野

2018年もあとわずかになりました。

個人的に一年を振り返ってみると、国産栗のオーダー家具、阿波指物師さんの建具、やまとぶなの床材など

初めてで難しいことに挑戦でき、少し力がついた年になりました。

今年は焼杉の外壁や栗のデッキをたくさん納めさせていただいた印象があります。

あっという間に一年が過ぎてしまいました。来年も頑張ります。

弊社では大掃除をして、気持ちよく2019年をスタートできるように準備万端です!

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皆様、今年一年ご愛顧いただきありがとうございました。

来年も引き続き精進してまいりますので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

木童 東京支店 笠原

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大阪の四條畷市にて進行中のH邸工事現場。寒い中、着々と基礎工事が進んでいます。

年明けすぐに構造材搬入予定です。

この時期の工事は、コンクリートの養生に時間がかかったり、屋外作業となる職人さんたちも寒さで何かと大変ですが、実は木にとっては一番良い時期だったりします。

冬は一年で一番空気が乾燥する時期で、木材たちも同じように乾燥し締まって後々の狂いが少なくなります。構造材の仕口もよりしっかり強固に締るというわけです。

実際に昔はそういった理由から冬を狙った上棟も多かったらしいですよ。

何にせよ現場で建て方される大工さんや職人さんが寒くて大変なのは間違いなく、、、せめて建て方当日がよく晴れた日になるよう祈りながら、ご迷惑にならないようしっかりと材料と加工の準備を整えておきたいと思います。

(神戸事務所 おおすえ)

先週末からの寒気の影響か、今週は寒い日が続いています。本格的な冬の到来といったところでしょうか。

寒くなったな~と思う季節になると届くのが、ペレットストーブ用ペレットの注文書です。

毎年のリピーター様有難うございます。

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さて、そのペレットですが、昨今の運送事情の変化により、宅配が大変難しくなってきています。

木童のペレットは送料込みの価格設定となっているため、商品代金の何倍もする送料が堪えます…(泣)。

大変心苦しいのですが、宅配をご希望の場合は別途料金を頂戴することになりました。

配送場所により送料が異なるため、個別にお見積りをさせていただくことと致します。(見積のみでもこちらからお気軽にお問合せくださいませ。)

ただし、お客様宅の最寄営業所までお引き取りいただける場合は従来価格を引き継ぎますので、"引き取り"という選択肢も考えていただければ幸いです。(※1袋=10㎏。15袋であれば乗用車での運搬も可能です。)

ペレットには間伐材の有効利用という側面もあります。できるだけ商品として流通させて山にお金を還元したいと思っています。

皆さまどうかご協力をよろしくお願いいたします。

(神戸 雲林院)

先日、京都市内の住宅で焼杉を使って頂いた現場へ伺いました。

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今回の焼杉は、磨き加工無しで(所謂、焼きっぱなし)無塗装で使って頂いています。

磨いていない焼きっぱなしの状態だと塗料は乗りにくいのですが、炭化層が厚くあるため耐久性は高いので無塗装でも使えますが、風雨にさらされるといずれは表面の炭化層が少しづつ落ちてきます。

それを見越して工務店さんは、予め磨き加工の焼杉(表面の炭化層を少し磨いたもの)に塗装して使うこともご提案されたようですが、お施主さんたってのご希望で、この焼きっぱなしの風合いが大好きだということで磨き加工無しになったそうです。

真っ黒の横貼りの焼杉に、無垢の玄関ドアがとても生きていますね。

木童の焼杉は、原板に赤身の部分をたくさん使っており、また釜でしっかりと焼き上げたものになっているので、耐久性が高いです。

工務店さんも設計士さんも、色んな他の焼杉と比較して、今回は品質で木童のものを選んで頂きました。

無垢材の外壁は、経年によって色味や風合いが変わりますが、中でもこの磨いていない焼杉は特にその変化を楽しめるものであると思います。

神戸本社:小谷

去年に引き続き練馬区の南田中図書館にて、KINOIESEVENの企画展が行われたので、セミナーを聞いて

企画展を見てきました。

今回はエコな暮らしECOな家って?をテーマにした企画展とセミナーで、来場者も多く盛況でした。

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省エネにする為には~、暖房の選定は?、素材選びでどう違うのか?はたまた、ごみの問題を

考え、土に帰る素材選び等々、様々なテーマからECOに暮らすにはということについてのセミナーと

展示会でした。

木童が扱う商品は無垢材ですので、将来的には朽ちて土に帰るのでECOなものを扱っています。

今回セミナーを聞いていて初めて知ったのは、家を1軒解体すると、人間が生涯に出すゴミの量と

同じだけのゴミが出るということでした。

それならば、2~30年で作り変える家では無く、50年、100年、200年ともつ家を建てようという

話でした。

木造が一番長持ちするというのは我々もお話をする機会は多いのですが、ゴミの排出量は知りません

でした。今回のセミナーでも、柱や梁など、家を支える構造躯体を

最初からしっかりとした物を使用していれば、お風呂や、トイレ、キッチンなど設備をその時々で

買い換えていけば、快適に暮らし続けられるというお話に改めて思いを寄せました。

木童もKINOIESEVENの協力メンバーとして参加していますので、この建築家はどんな人なのか?

だったり、いきなり建築家に相談しに行くのはちょっと二の足を踏んでしまうという方は気軽に

スタッフまでお声がけ下さい。

他にもイベントや企画展、セミナー等を開催する予定なので、そういった情報もお知らせします。

東京 中野

木童が取り扱いさせて頂いた中で比較的新しい「やまとぶな」

輸入材でビーチと呼び、インテリアショップなどの家具で聞いた事もあるかと思いますが

国産のものは「ぶな」と呼ばれています。

水分を多く含み、堅く粘りがあり曲げやすいので家具用材として使われることが多いです。

その反面ぶなは乾燥するのに手間がとてもかかる為、あまりフローリング材として市場に出回ることが少ないのですが、木童のやまとぶなは、乾燥の手間ひまを惜しまずに製品として提供できるようにしております。

そして今回ついに、、、「やまとぶな」を採用していただいた現場へ見に行ってきました。

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アトリエ、ダイニング、キッチン、ギャラリーホールなど、たくさん使っていただいてます。

幅は120㎜で、仕上げに桐油を塗装しています。

今回いくつかサンプルをお見せした所、即決で「やまとぶな」を気に入って選んでくださったそうで、仕上がりにも満足して頂けたとお聞きして安心しました。

これからの経年変化が楽しみです。

(東京支店 笠原)

木童では、木材を扱う専門家として珍しい材を手にしたり触れたりする機会がままあります。

今回、とある案件で黒柿のドアハンドルの製作要望があり、加工組立をして出荷しました。

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黒柿は柿木の突然変異で、写真のように黒い木目が入ったものを指します。立木状態の外見ではまったく違いがなく、実際に伐採してみて初めて黒柿だとわかるそうです。樹齢で100年以上の古木に黒柿が出やすいそうですが、その発生メカニズムはいまだに解明されていません。ゆえに「神秘の銘木」と呼ばれ、非常に希少価値の高い材として古くから高級工芸品や床柱として重宝されてきました。

黒柿の存在は良く知っていましたが、実はこうして実際に手に取り触れるのは初めて。

黒い部分は果てしなく深い黒色の部分がありつつも、浅く薄い墨色の部分があったり、その中に緻密な紋様が見えたり、色々な表情があります。そこに白っぽい辺材部分とのこのコントラスト、磨けば磨くほどに独特の光沢が出るあたりも、まさに「神秘の銘木」という名にふさわしい神々しさがありました。

(神戸事務所 おおすえ)