流れを知るということ

和室カーペット敷きの一間をフローリングに張り替えるという小さなリフォームの相談をいただきました。

工務店さんとお施主さんとは長いお付き合いだそうですが、「とにかく独自のこだわりのある施主さんで、なかなか提案したものにOKを出してもらえない、直接会って木の話をしてもらえないか」とのことでした。

それでもなんとか「桧を使う」というところまでは話が進んでいたので、木童で用意のできる5種類のサンプルと産地物語を持ってお施主さん宅を訪ねました。

※産地物語というのは、その木の背景について、産地や特性や施工事例などをご紹介する木童オリジナルの木の提案書のことです。 

聞いていた通り、こだわりの部分というのがかなりマニアックで一瞬面くらったのですが、一つずつ木の性質や工場の形態などを話ながら「できること」と「できないこと」というのをご説明していきました。

お施主さんも納得の上、最終的に選んでいただいたのは 岐阜県産の桧・巾145mm 上小無地の特注品 になりました。

さぁ、いざ納材。

遠目にはほぼ無地というかなりな”べっぴんさん”でしたが、お施主さんがすんなりOKしてくれるか…という少しの心配がありました。

後日工事をされた工務店さんに伺うと、「とても良かったよ。施主さんも納得されてたよ」と安心のお言葉とともに、小さな冊子を「プレゼント」されました。

こちらの工務店さんでは工事の大小に関わらず、打合せ~竣工までの過程を写真に撮って、竣工後にフォトブックにして住まい手さんにプレゼントされているそうで、1冊余分に作って私にも下さったのでした。

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Img_5718▲お施主さんが産地物語を読んでいるところ

Img_5721▲桐油塗装中

いつの間に撮ったのやら、私が住まい手さんに木の話をしているところなどもばっちり納められていて、自分の登場箇所はまともに見られませんでしたが(苦笑)、こうして写真で過程を追っていくと、その時の打ち合わせの様子をリアルに思い出すことができ、一つずつ納得して進んできたということが実感できます。

”流れ”がわかるというのはとても良いですね。

素敵なサービスに触れて、またご一緒にお仕事ができたらいいなと思うのでした。

(神戸・雲林院)

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