北山杉の新しいカタチ

京都の北山杉と言えば、茶室や日本伝統建築に欠かせない磨き丸太に代表される銘木です。

木童でも”ここぞ”という建築には北山杉を提案。数は少ないですが、その存在感はさすがといったところです。

Dscf0753▲化粧柱として磨き丸太を使用した例

Img_6706▲化粧垂木として磨き丸太を使用した例

昔は一般住宅でも和室の床柱に使用され、かなりの量が出ていたそうですが、今はその用途も激減。

ここぞという物件も少ないのが正直なところです。

北山杉の伝統を守って、今もたいせつに育てていらっしゃる林家さんは、従来の用途に縛られず何か新しい形で北山杉を活かす方法はないかと模索されています。

そして、その一つのカタチが”家具”という用途。

喜多俊之氏デザインのモダンな杉のベンチです。その名も”TORONCO”。

「北山杉が持つ、力強くて優しい風合いをそのまま残し、素材を無駄にしないようシンプルなデザインのベンチと椅子に仕立てられた」と公式HPに紹介されていました。(※TORONCOはイタリア語で丸太という意味だそうです。)

Img_6127

偶然にも地元を散策中にこのベンチに出会うことができ、思わず写真を撮ってしまいました。

シンプルでいて凛とした佇まい。何気なく置かれているけれど、ちょっと気になる。

北山杉の新しい魅力に触れることができました。

(神戸・雲林院)

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