築20年の木の家

今年で25年目となる木童ですが、まだ初期の頃にお手伝いした住宅におじゃましてきました。

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今では杉の構造材と言えば”人工乾燥が当たり前”、”プレカットが当たり前”、ということで出させていただいていますが、当時はまだその技術が定着しておらず、こちらの住宅では徳島の葉枯らし乾燥の杉材を構造材に使ってもらっています。

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そして床には能登ヒバ(現:北前ヒバ)の当時は特注サイズだった厚み30mmのものを使用。

しかも2Fは踏み天井になっていました。

当時は内装材もから松かヒバのほぼ2択という状況とはいえ、なかなか見かけない仕様です。

「1㎝の長実にしてもらって、隙間ができても下が見えないようにしてもらったのよ」

笑顔で教えてくださいましたが、踏み天井で下が覗けたら確かに怖いです(汗)

まだ今ほど乾燥が確立していなかった当時の材なので、よく見ればガタガタしているし傷もたくさんついています。天然乾燥の柱や梁も当然割れが入っています。

でもそんなことは全然気になりませんでした。

木の家ならではの”美しい古び方”とでも言うのでしょうか。写真で見るより本物は何倍も良かったです。

とにかく居心地が良い!

木の家×時間 は最高の相性だなと思いました。

(神戸・雲林院)

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