2018年11月

木童では、木材を扱う専門家として珍しい材を手にしたり触れたりする機会がままあります。

今回、とある案件で黒柿のドアハンドルの製作要望があり、加工組立をして出荷しました。

20181109_15_04_58_2

黒柿は柿木の突然変異で、写真のように黒い木目が入ったものを指します。立木状態の外見ではまったく違いがなく、実際に伐採してみて初めて黒柿だとわかるそうです。樹齢で100年以上の古木に黒柿が出やすいそうですが、その発生メカニズムはいまだに解明されていません。ゆえに「神秘の銘木」と呼ばれ、非常に希少価値の高い材として古くから高級工芸品や床柱として重宝されてきました。

黒柿の存在は良く知っていましたが、実はこうして実際に手に取り触れるのは初めて。

黒い部分は果てしなく深い黒色の部分がありつつも、浅く薄い墨色の部分があったり、その中に緻密な紋様が見えたり、色々な表情があります。そこに白っぽい辺材部分とのこのコントラスト、磨けば磨くほどに独特の光沢が出るあたりも、まさに「神秘の銘木」という名にふさわしい神々しさがありました。

(神戸事務所 おおすえ)

新建ハウジングという主に工務店向けの業界新聞があります。(←雑な説明でスミマセン)

その新聞のおまけについてくるのがこちらのフリーマガジン。

Img_7056タイトルの通り、「健康」や「エコ」に取り組む会社や商品をいろいろと紹介しています。

木童の床壁材や塗料も毎年ご紹介いただいています。

今年は特に、新製品の『人工神代木』がいちおし!

Photo専用の施設で高温熱処理をすることで、人工的に神代木(※)を作り出し、高い寸法安定性と驚異の防腐性能を備えた外部用材です。

薬剤不使用で安心安全。

(※神代木とは…長期間土に埋もれながら腐らず形を留めている埋もれ木のこと)

メンテナンスがしづらい外壁や、デッキなどにおすすめです。

くわしくはスタッフまでお問い合わせください。

(神戸・雲林院)

以前の木童通信でもご紹介した、赤松に名栗加工を施し、さらに拭き漆塗りという贅沢な床材。

木童通信では限られた原稿スペースの都合上あまりたくさん写真を載せられなかったのですが、せっかくの珍しい施工写真なので、こちらでも再度ご紹介したいと思います。

島根県産地松の「石見あかまつ」。

もともと赤松は、桐油を塗装するだけでも木目がとても綺麗で、また180mmの幅広でほぼ節の無い上小の赤松は和室に限らず洋風のリビングなどにもとても合う秀逸な床材なのですが、今回はそれに名栗加工をして、最後に職人さんが漆塗りをされた、とても手間のかかった床材に仕上がりました。

名栗加工にすることで板目の模様に動きが出ますが、さらに拭き漆によって透けた木目が際立ち、美しい艶が出てきます。

漆塗りを施すと表面が硬化する為、木地を長持ちさせる役目があり、また防水・防腐効果もあります。

20180827_10_04_20

20180827_10_07_07

20180827_10_07_35

20180827_10_07_59

さらに床の間の吊板にも、長さ4m×奥行430mm×厚み40mmの一枚の赤松を採用。

こちらも同じく拭き漆塗りで。

やはり松に漆はよく合います。

無節の4mの赤松は迫力があり、とても立派です。

20180827_10_16_59

名栗加工は見た目の良さはもちろんですが、歩いてみると足触りがとても気持ちがいいですね。

和室の床だけでなく、お風呂場の脱衣所や洗面所などでも、足がベタベタしにくく気持ち良いと思いますし、また洋室にもアクセントとして使って頂くと面白いかなと思います。

名栗は他にも杉や栗やナラ材などに加工して、玄関ドアや壁材などにも使用可能です。

一味個性を加えたいお部屋や建具などに。

是非ご相談下さい。

神戸本社:小谷

先日は岩手県は奥州市にある施工店さんに挨拶に行くと共に、仙台にある建築工房零さんの経営指針

発表会と懇親会に参加してきました。

初の奥州市ということで、新幹線を待っている間に、駅に付随している郷土資料館を覗いてきました。

300有余年の歴史あるお祭りで出される「はやし屋台」のミニチュアが展示されていてついつい見入ってしまいました。

Photo

Photo_2

午後の建築工房零さんの経営指針発表会では、現状~未来へのお話しを拝聴し、希望ある未来へ向かっ

て自分も一緒に頑張らねばと再考させれるほど、熱い気持ちと未来への目標を皆さん語られていました。

懇親会にて新入社員さん達の余興を楽しみながら、建築工房零さんの社員の方々とも色んなお話しが

出来て、参考になることもあり、実りある参加でした。

Photo_3

東京 中野