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GW中に学生時代にお世話になった林業家さんを訪ねました。

わたしに、木童との出会いを作ってくださった方です。

お会いするのは10年振りくらいでしょうか。

Img_1390森の拠点として、ご自身の山の木で、地元の製材所、大工さんと共に建てられた離れにお招きいただきました。

お祖父様、お父様、そしてご主人と、きちんと山々に手をかけてこられましたが、          

ご主人が山仕事中に事故に遭い、今は復帰のためのリハビリ中で、山仕事をお休みされておられます。

 

                                      

2日目は、今年の類をみない大雪の被害状況をみてまわりました。Img_1414             

               

              

                

こう伝え聞いている、とか、ご主人が枝打ちで賞をとったとか、

誰それをご案内したとか、それぞれの山で色々なお話しを伺いながらで、

林業家の想いが伝わってきました。

 

ところが、そういうこととは関係なしに、

雪害で木々は折れ、倒れてしまっていました。

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長い長い年月をかけて営まれる林業。

その間、人も自然も世の中も、いろいろな事が起ります。

私たちが、いつも60年とか80年とか育った木を扱わせて頂いていることは、

なんとありがたいのだろうと、改めて思ったのです。

              

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林業で生きることは決して優しくありません。

実際、こちらの集落では多くの方が離れていました。

それでも、ここでは、生きていくために、いくらでもやることがあるの、とおっしゃります。

ジャムを造り、薪を割り、ゆずを育て、味噌をつくり・・・、なんでも作られます。
そしてそれらを町の人たちにも広めておられます。

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その土地に生き、暮らしのモノや食べ物をつくり、家族と優しく向き合い、人とつながって生きていく。

とても大切なことをきちんと実行されている生き方に触れ
多くを感じる訪問となりました。

                       

個人的な内容な上に、まとまりのない文になってしまいましたが、
林業いう営みのなにかが伝わるといいな、と思います。

(神戸 塚本)

久々の旅行ネタ。

盆休みに友人を訪ねて岡山県は西粟倉村へ。

村の中心部からすぐ奥にある「若杉原生林」を散策しました。

Img_0558_3 (イタヤカエデ)

ブナを中心に、ミズナラ、いたやかえで、杉、ミズメ、栃の木、サワグルミ・・・・

宝塚に住む私にとっては、身近にはない、奥に入ってこそ出逢える天然の森の木々です。

道はしっかりついているうえに、なだらかなので歩きやすいです。

小川も流れていて気持ちよく、しばらく歩くとすぐに峠へ!

本格的に気持ちのいい森を、とても楽ちんに楽しめます。

Img_0565_2 (ところどころ、自然に倒れた木がある。根の大きさにびっくり)

 

私も、こうした森には学生の頃はよく入っていましたが、木童に勤めてからは久々で。

今回は、森に立っている木々を見てると、

木の中身の「材」としての表情が思い浮かばれました(笑)

 

ところで、こんなに気持ちのいいところなのに、盆中でも観光客ひとりもおらず。

前日は、炎天下のなかでも鳥取砂丘はたくさんの観光客がいたのに。。。

 

森を歩くのは、とっても気持ちのいいもの。

「登山」とまで気合いを入れずとも、森の散策、気持ちよく、楽しいですよ!

(神戸事務所 塚本)

 

 

正月休み、親戚を訪ねて岡山へ行くことがあり、その帰りしに、旧閑谷学校へ立ち寄ることができました。

池田藩が、日本ではじめて”庶民のために”開いた学校です。

 

広い敷地、池、石塀、門、建物、広場・・・

静かな落ち着いた空気の気持ちのいいところです。

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こちらの講堂で講義が行われていたそう。

元禄14年(1701)に建てられた建物ですが、内装の床はもちろん板張り。

ここで学んだ生徒たちが、雑巾拭きを頑張ってきたのでしょう、

講堂の床は艶々ぴかぴか。まさに黒光り☆

 

そして、近くの百姓さん向けの講義が行われていたというお部屋と

こちら写真の飲室(生徒の休憩所)は、木童大好きな日本の栂材!

かっこいい。。。

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今回は正月で資料館は見られなかったけれども、

ここで勉学に励んでいる人の気配が感じられ、

勉学ってこういうことなのか、学校ってこういうことなのなかな、って感じたり。

また、目の前のものと長い長い月日の時間を感じたり。

すっかりファンになったので、また訪れたいと思います。

春には梅、桜、新緑、秋には「櫂」という日本では珍しい中国の樹の紅葉が見事のだそう。

 

岡山県を走る山陽道の備前IC降りてすぐ。

ついでの機会がなくても、おひとりでも、是非、訪ねてみてください。

いい空間です。

(神戸事務所 塚本)

先週末、岡山県は高梁市にある吹屋ふるさと村を訪ねました。

ここはかつて「ベンカラの生産地」として繁栄した村で、

緑豊かな山あいのなか、ベンガラと石州瓦の赤い屋根の町並みが、素敵です。

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ここにいくつかのお宅を見学できますが、

明治大正時代に建てられた建物が、

実にしっかりとした造りのまま現存しています。

友人がお座敷をみて、

「ここは近年改修したのかなあ、めっちゃきれい」と、思ってしまうほど。

当時の、ご主人の気合が感じられるお座敷です。

もうひとつ、この村の大きな見所が小学校。

昨年度末、閉校がニュースになり、本ブログでも話題になっていた
日本最古の木造の小学校舎があります。

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こちらも明治時代の建物とのこと。

ベンガラで繁栄した時代、力を注いで建てられた校舎を、

地域のみんなで大切に大切に子供とともに今までやってきたのだろうと思われます。

 

我々、木造建造物の新築や改修などに関わることが多いですが、

こうした時間を経た木造建造物から感じること、学ぶことは多いです。

 

小学校の裏山にほおの木が生えていて思わずパシャり☆

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(神戸事務所 塚本)

 

 

 

9月の3連休を利用して話題の土佐へ行ってきました。

目的は四国最南端足摺岬のある土佐清水市です。
龍馬の世界では、ジョン万次郎氏の生まれ故郷です。

大学で一緒に林業を学んだ後輩が、土佐清水に赴任したと知って訪ねました。

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太平洋が広がり、海産物は美味しく なにもかも「海」な地域ですが、

ここでも気になる木に出会いました。

チェーンソーアートです。

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ご存知の方も多いと思いますが、
チェンソーアートとは、丸太からチェーンソーだけを使って作品を切りだします。

よくフクロウとか熊は見かけますが、なにか変な様子の作品たち。

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 左:リアルなジャケットも木                

 右:切り株のなかにブタ?                       

                                                                  

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 左 トンボ+セミ?                   

 右 みんな飛んでいる!  

 

実は 行きしなに立ち寄った 桂浜のすぐ近くの浜で、
チェーンソーアートに励むおじさんを見かけのです。
海に来ても、つい、木が気になる性分で、色々お話ししてみると、
こちらに作品をたくさんおいていると教えてくださったので訪ねたのです。

工房は、大きな太平洋の真ん前。なんだか自由な発想になるのでしょうね。

場所は土佐清水市の「うすばえの公園」というところです。

近くへ行かれる際は、ぜひ、お立ち寄りください。

(神戸事務所 塚本)            

 

お盆休みに 友人を訪ねて島根へ行って参りました。

正月早々に訪ねた地マツの産地のすぐ近くでしたが、
今回は私用なので観光三昧。世界遺産の石見銀山へ。

大変な賑わいを見せていたという石見銀山周辺は趣深い建物が続きます。

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左:お役人さんのお屋敷  土の色がうつくしい
真中:立体的な絵は、左官によるこて絵
右:街並 この地域の景色をつくっている石州瓦  必ず大黒さんがついているそう

そして、昔ながらの建物が続く街並に・・・、こんなものが!

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とても丁寧な
可愛らしい
細工ですね。


自販機の素敵な装いでした。




(神戸事務所 塚本)

             

                   

この夏、直島を中心とする瀬戸内海の島々で
アートと海を巡る百日間の冒険 瀬戸内国際芸術祭2010 が開催されています。
梅雨明けの3連休に、さっそく行って参りました。

と、いうのも、京都在住の建築士の中西さんと庭師の中井さんが出展されるということで、その建築資材を納めさせていただいたのです。

材料は、東北産南部くりのデッキ材 および 頬杖材です。

といっても、ミニチュアの建築!

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@男木島

作者:中西中井

この男木島は、


迷路のような小路が
はり巡らされ、

昔ながらの
民家・石垣を
繋いでいます。


そのなかの、海に抜ける小路のひとつに
真っ白な漆喰 ・ 爽やかな水色 ・ 風にそよぐキラキラ光るリボン
町並が広がっていました。

海風の気持ちいい 小さな男木島の 斜面にひっついているような家々をみていると、こうした作品が出来上がったとか。

デッキ材・頬杖材に注目される方はいらっしゃらないと思いますが
私も、少し参加したような気持ちとなり 嬉しくなりました。

中西さん中井さんありがとうございました。


初めての直島&芸術祭は、
わくわくドキドキ 幸せになったり、考えさせられたり、発見があったり!
とっても楽しく、又、海が最高に気持ちよかったです。

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是非、行ってみて下さい。     

瀬戸内国際芸術祭2010

期間: 10月31日まで 

場所:瀬戸内海の7つの島+高松
直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、犬島、高松港周辺

                     

(神戸事務所 塚本)

木童・神戸の北部に位置する篠山から京都へ続く「篠山街道」を巡る会へ参加してきました。

いつも神戸ー京都間を行き来しているにも関わらず、初めての篠山街道。
すてきなところがたくさんあります。

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なかでも、世界にたった1本しかないの存在を初めて知りました。
推定樹齢600年。足利尊氏が差し出された榧の実・・らしいです。


大きな木を前にすると、すーっと 浄化されてゆく気がします。

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 (国指定天然記念物)

            

裸榧」といい、実に堅い殻はなく渋皮があるだけ、とのこと。
この種子をまいても普通の榧しか生えないというから不思議ですね。

(神戸事務所 塚本)



信州に行って来長野風景1ました。

長野県須坂市の「勝善寺」さんの改修工事(設計:宮本忠長設計事務所 施工:マツナガ建設)の内、御堂松の床材 を使用している回廊と廊下の部分が完成したので長野の代理店コーティングコーポレーションさんの佐藤氏と見に行って来ました。


薄茶色に塗勝善寺回廊1装された樹齢80年~150年生の巾180mm×厚36mmの地松の床材、存在感があります。本堂とも回廊で結ばれ、約150年前に再建された昔の松材と今後調和してゆくのが楽しみです。

  こちらの勝善回廊2寺さん、初代の住職さんは源氏の源義家の孫で親鸞聖人の直弟子であったそうで、16代の住職さんは水戸光圀の孫で17代さんの奥様は京都の貴族、冷泉家より嫁いで来たりetc・・・と知る人ぞ知る由緒正しいお寺さんのです。





勝善寺からしば臥竜公園らく行った所にある、桜の名所で有名な臥竜公園にはカンガルー「ハッチ」で名を知られた須坂動物園や須坂市立博物館があり、博物館の横には勝善寺さんの巨大鬼瓦も展示してあります。

臥竜公園散策の後、勝善寺さんで300年のケヤキの木や木童の御堂松の回廊を見に行きませんか、昨年張られた松の床がじっくりと枯れてゆくを見ることが出来ます。 

wrote nishida