プロジェクト Feed

木童では、木材を扱う専門家として珍しい材を手にしたり触れたりする機会がままあります。

今回、とある案件で黒柿のドアハンドルの製作要望があり、加工組立をして出荷しました。

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黒柿は柿木の突然変異で、写真のように黒い木目が入ったものを指します。立木状態の外見ではまったく違いがなく、実際に伐採してみて初めて黒柿だとわかるそうです。樹齢で100年以上の古木に黒柿が出やすいそうですが、その発生メカニズムはいまだに解明されていません。ゆえに「神秘の銘木」と呼ばれ、非常に希少価値の高い材として古くから高級工芸品や床柱として重宝されてきました。

黒柿の存在は良く知っていましたが、実はこうして実際に手に取り触れるのは初めて。

黒い部分は果てしなく深い黒色の部分がありつつも、浅く薄い墨色の部分があったり、その中に緻密な紋様が見えたり、色々な表情があります。そこに白っぽい辺材部分とのこのコントラスト、磨けば磨くほどに独特の光沢が出るあたりも、まさに「神秘の銘木」という名にふさわしい神々しさがありました。

(神戸事務所 おおすえ)

工務店さんの新事務所の床に相生杉を使っていただきました。

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もともと自宅にも杉を張られるくらい木の好きな方で、別件の打ち合わせに行った際に提案した厚板の相生杉に”一目惚れ”的に採用されたものです。

「傷がいっても、汚れがついても、杉ってそういうものだとわかればいいやん」

明るく施工側の方に言ってもらえると、大きな安心感があります。

同時に、この場で杉ならではの足ざわりを体感してもらえれば、”杉を楽しめる人かどうか”はすぐに判断がつくでしょう。

次にお伺いする時にはきっと床の傷も増えていると思いますが、それを上回る魅力にあふれた事務所になっていると期待します。

(神戸事務所・雲林院)

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今月初めに大きなコンテナに乗り込んだ日本の木材たち

今週、無事に荷物が届いたと現地台湾より嬉しい連絡がありました。

今回、構造材から仕上げ材まで、日本全国から集めた適材適所の材料が使われるのは、

台中で開催予定の花博の展示会場。これは日本の木材や在来工法を台湾の人たちに広く知って頂く大チャンス!

今回も気合を入れて、日本の大工さんと一緒に建て方指導へ行ってきます。

(神戸事務所 おおすえ)

木童は神戸本社、東京支店共に8/11(土)~8/15(水)の間、夏季休業とさせていただきます。

8/16(木)より通常営業いたします。

少し間が空きましたが、オリーブで作ろうプロジェクトは着々と進行しています。

材料のクセや欠点が多い理由から、なかなか木製品の原料としては扱いが難しいオリーブ材

しかしながらその独特の木柄やそれが持つ雰囲気は他に代えがたいのも事実

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そんなオリーブをうまく製品化するべく、扱いやすい寸法の模索や乾燥方法の見直しなどを進めつつ、同時に試作品も作成し、加工方法についても吟味し続けてきました。

その途中経過を少しだけご報告です。

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ドアノブやハンドル、インテリアテーブルやお箸、箸置きなどなど、オリーブの特性を十分に引き出せるアイテムを中心に色々と試作を続けています。

(神戸事務所 おおすえ)

本格的な木製ドアハンドルを作りたいということで大手ドアハンドルメーカーさんよりご相談いただいのが去年の11月

慣れない分野ながらも根気強く何度となく打ち合わせを重ね、ようやくすべての問題をパスし製品化できました。

その実際の製品がこちら

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メープルとブラックウォルナット、長さ600㎜の無垢材から削り出した正真正銘、無垢のドアハンドルです。

建築に関連するモノとはいえ、違う勝手に四苦八苦

しかしこれを機に新たな製品開発プロジェクトのチャンスも頂きました。

次は国産木材もどんどん提案して、ドアハンドル部門でも国産材流通に貢献できるように頑張ります。

(神戸事務所 おおすえ)

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今回、木童で納めさせて頂いた木製建具は、高さ3m、幅1.2mで一枚の重量が70㎏近いという超大型建具

一般の住宅ではありえない規格外サイズです。それもそのはず、場所は関西の某有名大学の理工学系の学舎内

「杉の素材感を生かした建具」というご要望に合わせ、あえて源平板目の杉材での挑戦。仕上げも素材感を損なわないよう、クリアーのオイルフィニッシュ仕上げ。

実際に建物に納まってみると、無機質なコンクリートの壁に杉の素材感が良く活きています。

なんとか建物のコンセプトに合った仕上がりにできてホッとしています。

(神戸事務所 おおすえ)

今日は明石市で住宅リフォームの打ち合わせ

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こちらの住まい手さんは、最初は床の張替えだけのご相談でしたが、色々とお話しを進めていく中で、あれもこれもとやりたいことが増えてきました。打ち合わせをするたびに、老後のライフスタイルの変化に合わせた要望が次々と出てきて、今まさに家づくりを目いっぱい楽しまれています。

今日は仕上げに使用する材の確認から、移設するコンセントや照明、エアコン着脱など細かな点まで具体的に打ち合わせ

もちろん限られた予算の中での取捨選択はありますが、床板だけは、住まい手さん憧れの相生杉の厚板30ミリに決まっています。

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リフォームで既存床への重ね張りなので、もっと薄い床でも大丈夫なのですが、そこはこだわって贅沢に!「足触りや温かさを考えるとこれ以外には考えられない」と嬉しいお言葉

ありがとうございます。

(神戸事務所 おおすえ)

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今日の現場は大学の増築棟

杉型枠の打ちっぱなしコンクリート壁の建物に合う木製建具の提案です。

少し荒々しい表情の杉模様の壁に対してモダンな格子建具を検討中

サイズも高さ約3Mと大きいし収まりも複雑、、、まだまだクリアすべき課題が山積みですが、非常に楽しみなプロジェクト

学生さんたちが驚くような立派な建具にしてみせます!

(神戸事務所 おおすえ)

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先日の京町家と同じく京都で進行中のリノベーション

できるだけ既存を残しつつ、効率よく機能向上を目指すプロジェクト

悪くなったり不便なところを吟味しながら少しずつ慎重に解体作業を進めています。ちょうど着工から2週間たってこんな感じ。

下地をのぞいてみて初めて分かることや、取り払おうと思った壁や柱が実は構造上、取ることができなかったり、予期せぬアクシデントも多いリノベーション

大方の解体は終わりましたが、今回は大きな問題はありませんでした。

2月中頃の完成まで、逐次、進捗状況をUPしていきます。

(神戸事務所 おおすえ)

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京町家再生プロジェクトの続編です。

最初の現況調査を行ってから2ヶ月、その間で修繕個所の調査を繰り返しながら設計の方も同時進行で進められていました。

おおよそのプランが出来上がり、仕上げや詳細を選定する段階へと進んでいます。

この日もしっかりと半日かけての細かな打ち合わせ。

古き良きものを残しつつ、使い勝手の良さを考えるのは本当に難しい。

しかもそれを限られた予算内で考えないといけないから尚更です。

しかしながら、そこはみんなプロ、難しければ難しいほど燃えてきます(笑)

設計側から、施工側から、そして材料からも、色々な意見とアイデアが交わされました。

必ずこのチームでプロジェクトを成功に導きたいと思います!

(神戸事務所 おおすえ)